占ってもらうと結論だけ聞いて帰ることになりがちです。しかし四柱推命は予言ではなく表記法で、表記法は覚えれば読めます。読めるようになると、人の鑑定も自分で判断できます。
四柱推命の八字とは八つの文字という意味です。生まれた年から二文字、月から二文字、日から二文字、時から二文字。この二文字の組を柱と呼び、四つあるので四柱です。
各柱の上の文字は天干で十種類(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)、下の文字は地支で十二種類(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)です。地支の十二は干支の動物と同じものですが、四柱推命では動物より、その文字が持つ五行と蔵干のほうがはるかに重要です。
つまり命式は小さな表です。四列に二段。神秘的な記号はありません。年柱は節気年で、月柱は生まれた節気で、日柱は途切れない日数の数えで、時柱は真太陽時がどの二時間帯に入るかで決まります。
日柱の上の文字を日主と呼び、これが本人です。命式の残り七文字はすべて日主との関係として読みます。同じ年、同じ月に生まれた人の鑑定がまったく違うものになるのは、このためです。
だから無料の四柱推命サイトを使うとき、最初に確認すべきは日主です。二か所で違う日主が出たなら、片方は間違っており、間違ったほうの鑑定は丸ごと他人のものです。
日主が違えば、その下のすべての鑑定も違います。見た目には正常なので、かえって危険です。
四つの柱は人生の四領域でもあります。宮位と呼びます。
同じ神殺でも、どの柱にあるかで意味が変わります。桃花が年柱にあれば幼い頃どう見られていたかの話ですが、日柱にあれば結婚生活についての話になります。まったく別の情報です。
八文字が決まったら五行を数えます。木火土金水。理想的な配分もなければ、上げるべき点数もありません。大事なのは偏りの形です。
ひとつもない五行は呪いではなく、欠けた機能です。金がなければたいてい物事を終わらせられず、水がなければ休めません。三つ以上ある五行も超能力ではありません。火が多ければ速度と露出が制御できず、その代償は燃え尽きと取り返せない言葉として来ます。
命式をうまく読むとは、この二つのリストを正直に名指しして、それについて何かをすることです。だから四柱推命の使える結論は、予言ではなく習慣になります。
八文字を立てること、五行を数えること、十神をつけること、身強身弱を測ること、用神を出すこと、神殺を照合すること。ここまではすべて定まった規則なので自動計算できます。このサイトの計算機もその規則だけで動いています。
規則の外にあるのは、解釈の重みづけです。同じ命式でもどの要素を大きく見るかは流派や鑑定士で異なり、その差は自動化されません。
ですから無料の計算機は、材料を正確に出す道具として使うのが正しい。材料が正確なら、自分で読むにせよ人に訊くにせよ、出発点が揃います。
何が起きるかは教えません。自分の傾向と時期の条件を述べるだけで、人が出来事と読むのはその二つが交わる地点です。圧力の年が昇進や破綻を配達してくれるわけではありません。圧力を配達し、どちらになるかはその年の配分が決めます。
鏡として使えば良い鏡です。反論できるほど具体的だからです。予報として使えば失望し、言い訳として使えば数年が消えます。
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